結納品の受け渡しの際には、目録と受書が必要です。目録と受書は一対になっていて、目録には取り交わす結納品を一品ずつ書き、受書は、「目録どおりのものを確かに受け取りました」という、いわば受領証のような役割を果たすものです。目録も受書も、昔は自分で書いていましたが、最近は印刷された市販のものがあります。目録を自分で作るときは、二枚重ねた奉書紙を横長にして二つ折りにし、輪のほうを手前にして、濃い墨で書きます。品名を記入する際、「目録」と「長熨斗」の文字は書き込みません。書き終わったら左から内側に、五つか七つの奇数折りにし、大奉書紙で上包みをします。また、表書きは「目録」あるいは「寿」とします。市販品の目録の中には、目録にデザイン上水引やのしがついているものがありますが、正式にはつけません。なお、結納金に加えて男性から指輪、女性から時計などの記念品を贈るときには、結納品目の最後のほうに「指輪付」あるいは「結美和付」などと書きます。
見るからに大変そうな骨つきの鶏や羊は、まず骨の近くをフォークで押さえて、骨に添ってナイフの刃先を立てて動かしながら身を切り離します。やってみれば意外と簡単なことだと分かるはずです。そして身をひと口大に切って召し上がればよいのです。骨はお皿の左上のほうにきれいにまとめておきましょう。肉料理が終わる頃にサラダが出ますが、肉と交互に召し上がってかまいません。レストランやホテルでの食事なら、野菜も召し上がりやすい大きさに切られているので安心です。もしアスパラガスのように長いものがあったら、ひと口大に切り分けましょう。サラダのときは、フォークを右手に持ちかえてかまいません。ただし、器を手で持ち上げて召し上がるようなことはしないこと。また、ナイフを右手に、パンを左手に持ち、パンに野菜をのせて召し上がってもけっこうです。
「いまさら、あいさつなんて……」と思うかもしれませんが、そういう人ほどあいさつの基本を知らないことが多いようです。外国人に指摘される日本人の悪いあいさつは、?相手の顔を見ない言葉だけのあいさつ、?抑揚がなく感情がこもっていないあいさつ、?笑顔がないあいさつ、などです。あなたも、これらの指摘に思い当たることがあるはず。あいさつは、言葉よりまず態度が大切なのです。朝のあいさつは、誰が考えても「おはようございます」です。しかし、これも時間を間違うと常識を疑われます。「おはようございます」とあいさつするのは、午前10時まで。それ以降に出社してきた上司に「おはようございます」は要注意。直行した仕事先から戻ってきたかもしれないし、遅刻だとしたらイヤ味にうつるかもしれません。そんな時は、黙礼するか、「お疲れさまでした」が無難。会社の用事、あるいは私用で事務所から退室するときは、必ず「○○へ行ってきます」とあいさつすること。