ともかくリサイクルショップでは、同じ品物をいくつも揃えることができません。このことはお客様から見れば、商品の選択肢が非常に狭いことになります。その非常に狭い選択肢の中に、今、売れ筋と思われる商品、お客様が欲しがっていると思われる商品をどれだけ多く揃えられるかによって、リサイクルショップが成功するかどうかがかかっていると言ってもいいでしょう。ただし品揃えについては、売れ筋商品さえ揃えておけば確実とは限りません。立地条件や周辺の住人層に合った品揃えも十分に考えなければなりません。たとえば大型家具は、郊外の比較的ゆとりのある店舗でならたくさん並べることができます。一方、売り場面積が小さい代わりに、多くの来店客か見込める駅前の商店街などにある店なら、アクセサリーやブランドのバッグなど、スペースを取らず、回転のいい商品を多く揃えるほうが有利でしょう。サラリーマン家庭が多い地域か、学生や独身OLが多い町かといったことにも考慮しなければなりません。言うまでもなく売れ筋商品は、地域性にもかなり左右されるものなのです。適切な値付けも重要な要素です。特に近くにディスカウントショップや量販店がある場合には、そちらの品揃えや販売価格、あるいはセールの動きなどにも注目しておいてください。同じ家電製品なのに、ディスカウントショップで新品を買ったほうが、リサイクルショップで中古品を買うよりも安いというのではお話になりません。いずれにしても、積極的な販売姿勢こそ、リサイクルショップを成功に導く重要なポイントだと言えます。