「子育ての空洞化」は、保育園や幼稚園へ通う児童にも色濃く反映されていると指摘されており、無表情な子どもや友だちの輪に入れない子ども、また話しかけても答えられない子どもなどが増えているそうです。こうした子どもたちは、同年代の平均的な児童に比べてコミュニケーション能力が未発達であり、すでに身についていなければならない協調性や社会性にも乏しいと言われています。その原因として考えられているのは、親の接し方や居住環境の問題です。
(参考)
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特に、マンションなどでは、低層階よりも高層階へ行くほど他者と関わる能力が未発達だとする調査結果もあるほどです。高層階で育てられた子どもは、低層階の子どもよりも外に出て遊ぶ頻度が少なく、社会に触れる既会も限られてくるため、決まった環境でのみ育つことになります。ある年齢に達したからといって幼稚園や保育園へ通わせられても、他者と関わる能力はそう簡単に培われるものではありません。友だちができない、協調性がない、すぐキレて感情的になるといったことが、子どもの世界に堕延していますが、これは子どもに十分な社会性やコミュニケーション能力が育っていないことの現れでもあります。